大切なレコードを長く楽しむために…正しい保管方法とNG収納例をご紹介!

お気に入りの音楽、心惹かれたジャケットデザイン、やっとの思いで手に入れた希少盤。

一枚一枚に、あなただけの特別なストーリーが詰まっているのがアナログレコードの魅力ではないでしょうか。

その素晴らしい音楽体験と資産価値を長く楽しむためには、「正しい保管方法」が非常に重要になります。

レコードはデリケートなため、盤面の状態やジャケットのコンディションが価値に直結します。

少し保管方法を工夫するだけで、大切なレコードの音と価値を、何十年先までもしっかりと守ることができるのです。

 

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レコード保管の基本5か条

まずは、これさえ押さえておけば安心の「レコード保管の基本ルール」をご紹介します。

レコードを良い状態で保つための、最も重要なポイントです。

1. 「立てて」保管する

レコードは必ず垂直に立てて保管しましょう。

平積みすると、下のレコードに重みがかかり、盤が反ってしまう原因になります。

反ったレコードは正常に再生できないだけでなく、修復が困難なため価値も大きく下がってしまいます。

また、平積みすることでジャケットの傷みやリングウェアができる要因になることも。

 

2. 高温多湿・直射日光を避ける

レコードの素材である塩化ビニールは熱に弱く、高温の場所に置くと変形してしまいます。

また、湿気はカビの原因となり、ジャケットや盤面に深刻なダメージを与えます。

直射日光も色褪せや変形の原因となるため、窓際や暖房器具の近くは避け、風通しの良い涼しい場所で保管しましょう

 

3. 保護袋に入れる

購入時についている内袋・外袋は、ホコリや傷、湿気からレコードを守る大切なアイテムです。

ただ、保護袋自体も劣化しジャケットの傷みを招くため、袋の定期的な交換も検討すると良いでしょう。

静電気を防止する効果のある内袋や、厚手の外袋(ビニールカバー)に入れ替えることで、より良いコンディションを保つことができます。

 

4. 詰め込みすぎない

レコード棚にレコードを詰め込みすぎると、出し入れの際にジャケットが擦れて傷んでしまいます。

適度なゆとりを持たせることで、ジャケットの劣化を防ぎ、レコードを取り出しやすくなります。

 

5. 定期的に聴いてあげる

意外かもしれませんが、レコードは定期的に聴いてあげることも良い保管方法の一つです。

レコードを回すことで、溝にたまった微細なホコリが除去される効果も期待できます。

何より、あなた自身がレコードを楽しむことが一番のメンテナンスになります。

 

【枚数別】おすすめのレコード収納スタイル

コレクションの枚数によって、最適な収納方法は変わってきます。

ここでは枚数別におすすめの収納スタイルをご紹介します。

50枚未満の方

コレクションを始めたばかりの方や、お気に入りの数枚を大切にしたい方には、手軽なレコードボックスやファイルスタンドがおすすめです。

蓋つきのボックスならホコリからも守れますし、インテリアに馴染むデザインのものも多く販売されています。

必要に応じて倒れ防止用に仕切り板を使用することも大切です。

 

100枚~300枚の方

本格的にコレクションが増えてきたら、レコード専用ラックの導入を検討しましょう。

カラーボックスを代用する方もいますが、レコードは非常に重いため、必ず耐荷重を確認してください。

棚板が厚く、頑丈な作りのものを選ぶのがポイントです。

通気のため背面に数センチの余白を。

 

300枚以上の方

壁一面のオープンシェルフや、DJブースのような本格的な収納棚が活躍します。

区画化するなど、過密を防ぐ工夫も必要です。

クリーニング→内袋交換→登録(管理表やアプリ)までを定例ルーチン化できると、レコードを正しく保管しやすくなります。

 

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聴かなくなった盤を手放せば、コレクション全体の密度が下がり、残すレコードのコンディション管理もグッと楽になります。

 

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インテリアとしても楽しむ「見せる収納」

レコードの魅力は音だけではありません。

アーティスティックなジャケットは、それ自体が素晴らしいインテリアになります。

壁掛け専用のフレームを使ったり、シェルフの上に「面陳(めんちん)」と呼ばれる、ジャケットの表紙を見せる飾り方をしたりすることで、お部屋の雰囲気をぐっとお洒落に演出できます。

 

ただし、注意点もあります。

長期間同じレコードを飾っておくと、直射日光や照明による色褪せ(日焼け)が起こる可能性があります。

エアコンの吹き出し口や暖房の近くなど温度差がある場所も避けたほうが◎

また、壁掛けの場合は落下の危険性も考慮し、大切な盤は時々入れ替えるなどの工夫をすると良いでしょう。

 

これは危険!やってはいけないNG収納・保管方法

良かれと思ってやっていたことが、実はレコードの寿命を縮めているかもしれません。

代表的なNG例をご紹介します。

平積み

前述の通り、盤反りの最大の原因です。

絶対にやめましょう。

 

床への直置き

床付近は湿気がたまりやすく、ホコリも舞いやすいためカビや汚れの原因になります。

とくにビニール袋に密封してある場合は要注意。

 

ジャケットのまま裸で保管

保護袋なしでの保管は、出し入れの際の擦れや、隣のジャケットとのインク写りを引き起こします。

 

押し入れやクローゼットの奥

湿気がこもりやすく、カビの温床になりがちです。

保管する場合は、除湿剤を置くなどの対策が必須です。

 

サイズの違うものを無理やり一緒に収納

12インチ、10インチ、7インチなど、サイズの違うレコードを同じスペースに無理に詰め込むと、小さいサイズのレコードが歪んだり、ジャケットが傷んだりする原因になります。

 

まとめ

レコード保管方法の基本は「縦置き・温湿度管理・適切なスリーブ」

枚数に応じたレコード棚やボックスを選び、NGなレコード収納を避ければ、音も価値も長く守れます。

 

整理・見直しの際は、コレクション最適化をはかるのも一つの手です。

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