見本盤レコードは高く売れるって本当?買取価格や高く売る方法を紹介
市場に流通しなかった「見本盤」のレコード。見本盤のレコードは通常盤と比べた場合、高値で売買されることも多いんです。
聴かなくなったレコードの中に見本盤がある場合は、そのタイトルに思わぬプレミアがついているかもしれません!
この記事では、レコード買取専門店「ビーレコード」で数多くのレコードを査定してきたスタッフが、見本盤の買取価格や高く売る方法を解説していきます。
ビーレコード(BeeRecords)には、レコードの専門査定士が在籍しています。
・キズや汚れがあるレコード
・帯や歌詞カードがないレコード
・他社で査定を断られたレコード
どんなレコードでもすべて査定対象です。
▼詳しくはこちら▼
見本盤レコードとは?
見本盤レコードとは、レコードを市販する前に宣伝、プロモーションに用いた盤のことを指します。
サンプル版やプロモ盤など様々な呼び方をされることもありますが、本コラムでは見本盤としています。
レコード会社がラジオ局やテレビ局などのメディアや取引先等に配布したもので、市場には流通しておらず、一般のユーザーが手にすることはありません。
そのため、通常盤と比べ非常に希少性が高いレコードであるといえます。
見本盤レコードが高く売れる理由
非売品、という言葉を聞くと、なんとなくプレミアがつきやすいイメージをされる方もいるかもしれません。
まさにその通りで、見本盤が高く売れる理由のひとつはその希少性にあります。
1.希少性が高いので高く売れる
一般的に希少性が高いものほど、中古市場での価格は高くなる傾向にあります。
珍しければ珍しいいほど、欲しくなるのが人間の性でしょうか・・・
レコードにおいても同様で、流通量の少ない見本盤のレコードは中古市場で高く取引されることが多いです。
2.音質が良いので高く売れる
もうひとつの理由は、見本盤のレコードは音質が良いとされているためです。
なぜ見本盤のレコードは音が良いと言われるのでしょうか?そこには「プレス時期」と「再生回数」の2つが関係しています。
一般的にレコードでは、ミュージシャンが演奏した原曲に最も近く、音質も良好なため、オリジナル盤のファーストプレス盤が音質が良いと言われています。
しかし見本盤は市販より先に配布することから、通常盤のマト1(1番最初のロットでプレスされたレコードのこと)よりも早い時期にプレスされています。
このことが、見本盤は音質が良いと言われている理由です。
さらに、レコードは盤に針を落として再生するたびに、消耗していきます。これは構造上しかたないことであり、避けることはできません。
しかし、プロモーションに使用された見本盤は再生回数が少ないことから、盤があまり消耗していないことが多いです。
そのため劣化していない、当時の音質で再生することができます。
もともと録音された音質が高く、劣化していることも少ないことから、音にこだわりのあるレコード愛好家が見本盤を求めるのも理解できますね。
見本盤レコードの見分け方
次に、手元にあるレコードが見本盤かどうかわからないときの見分け方をご紹介します。
一般的な見本盤レコードは白ラベルとも呼ばれています。
カラー印刷されたラベルが貼られている市販の通常盤レコードに対して、白黒印刷されたラベルが貼られているためです。
また、ラベルやジャケットに「見本」や「サンプル」などの文字が印刷されています。
見本盤の中には、通常盤と違うデザインが施されたものや、見本盤独自の型番を持つものもあり、そのようなものは更に希少性が高く、高額で取引されています。
見本盤レコードの高価買取タイトルを紹介
見本盤レコードについてご紹介しました。
お次は、レコード買取専門店「ビーレコード」で買取している高価買取タイトルの一部をご紹介します!
Led Zeppelin「Immigrant Song / Hey Hey What Can I Do」(DT 1180)
ビーレコード買取価格:195,000円
条件:国内盤 / 見本盤 / ステージジャケット
Craig Ruhnke「True Love」(SUX-243-V)
ビーレコード買取価格:30,000円
条件:見本盤 / 帯・ライナー付き
真鍋ちえみ「不思議・少女」(28AH-1445)
ビーレコード買取価格:8,000円
条件:見本盤 / 帯・ポスター付き
※掲載価格は2022年7月28日時点、完品(帯・ライナー等含む全付属品付)、美品での買取価格(税込)です。
※同タイトルでも規格番号が違う場合は掲載買取価格と大きな差が生じます。
※買取価格は市場状況や在庫状況から日々変動しており、実際の買取価格と異なる場合もございます。
見本盤レコードを高く売るポイント
見本盤レコードの価値の高さがおわかりいただけたでしょうか。
そんな見本盤レコードを持っている!という方で、タンスの肥やしになってしまっているという方は、そのレコードを売るという選択肢もおすすめです。
ここでは、見本盤レコードをなるべく高く売るために気をつけたいポイントを2つご紹介します。
1.なるべく早く売る
見本盤は、あまり再生されていないことが多く音質が良い、とご説明しました。それでも、レコードはどうしても経年劣化していくものです。
レコードを買取しているお店は、基本的に買い取ったレコードを再販売します。
そのため、中古品のレコードを買う人のことを考えると、なるべく状態の良い、劣化していないレコードを高く買取することが多いです。
もちろん見本盤やレア盤のような希少価値の高いレコードの場合は一概には言えませんが、それでも劣化していない状態で売るのが一番良いと言えるでしょう。
2.レコード買取専門店に売る
例えばレコード以外の中古品もまとめて買取しているリサイクルショップなどでは、もし売りたいレコードの中に見本盤レコードが入っていても「レコードひとまとめ」として買取されてしまう可能性もあります。
これは、レコードの価値がわかる査定士がおらず、タイトル等だけで買取価格を決められてしまうためです。
そのようなことがないように、見本盤をはじめレコードを売るときは、レコードを専門に扱っている買取店に依頼しましょう。
レコードのことを熟知した査定士がいるお店であれば、レコード1点1点の価値を見極めた上で、適切な買取をしてくれます。
見本盤を売るならレコード買取専門店「ビーレコード」の宅配買取がおすすめ
アナログレコード買取専門店「ビーレコード(BeeRecords)」では、見本盤を始めとするアナログレコードを高価買取いたします。
レコードに特化した査定士が査定をするため、見本盤レコードもしっかりと査定させていただきます。
ここでは、ビーレコードのおすすめポイントを4つご紹介します。
1.箱に詰めて送るだけでレコードが売れる!
ビーレコードのレコード買取は、売りたいレコードをダンボールに詰めて送るだけ!
さらに、レコードを送るためのダンボールを無料でプレゼントしています。
申込みから査定完了まで手数料は完全無料。お値段がついたお品物はすべて1点ごとの明細をお出しします。
2.「大量」「1枚だけ」の査定もお任せください!
売りたいレコードが大量にある方、逆にレコード1枚だけを売りたいという方も、お任せください。
ビーレコードではレコード1枚から買取可能です。さらに、数百点、数千点と大量のレコードであっても1点ずつ丁寧に査定させていただきます。
「どんなジャンルを何枚送るか」のような入力も不要です。
3.レコードならどんなジャンルでも査定OK!
ビーレコードなら、買取価格が低い音楽ジャンルの買取を断られる・・・ということはありません。
どんなジャンルのレコードでも買取対象です。
- ・洋楽ロック・ポップス
- ・邦楽ロック・ポップス
- ・ジャズ
- ・R&B
- ・ソウル
- ・ヒップホップ
- ・レゲエ
- ・クラブミュージック
- ・ワールドミュージック
- ・アニメソング
- ・クラシック
- ・演歌
また、レコード以外にも、レコード関連のお品物なら何でも買取させていただきます。
- ・LPレコード
- ・12インチシングル
- ・EPレコード
- ・SPレコード
- ・カセットテープ
- ・レコードプレーヤー
- ・オーディオ機器
4.どんな状態のレコードでも大歓迎!
レコード盤に多少傷があってもご安心ください。
キズや汚れがあるコンディションの悪いレコードや、帯や歌詞カードが欠品しているレコードもしっかり査定させていただきます。
残念ながらお品物に値段がつかなかった場合は、お客様のご了承をいただけましたら無料でお引き取りし、強制的に送り返すことはいたしません。
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まとめ
一般市場に流通していないことによる「希少性」と「音質の良さ」から、見本盤のレコードを求める愛好家は多いです。
そのため、中古市場における価値も高く、買取価格も期待できるでしょう。
しかし見本盤の買取を行っていなかったり、安く買い取る業者もあるので注意が必要です。
ビーレコードでは市場価値に則り、見本盤もしっかりと査定を行っています。
ご自宅のレコードを整理する際に、見本盤がありましたら是非ご利用下さい。